About / この作品について
ITSUDEMO Mailサーバー運用担当
受信トレイ / メッセージ

店舗のPOSレジ連絡先 POSシステム担当
商品の値段を問い合わせる
更新依頼のサーバーSV-042
別名:pos-prod-new01
このサーバーで動くアプリノードリレー所管 POSシステム担当
用途
検証用
最終確認
2024年4月 (払い出し時)

出張販売用と店舗用の接続経路を確認しました

FW(ファイアウォール)は、通信を通すかどうかを決める装置です。

1 イベント当日

会場には店舗の専用回線がなかったため、インターネット経由で本部のSV-042に商品の値段を問い合わせていました。

会場レジ販売中
本部FW社外接続
を許可
SV-042値段を
返す

2 現在

会場のレジは撤収され、次の出店予定もありませんが、本部FWには当時の接続許可が残っています。

レジ撤収次の出店
予定なし
本部FW接続許可
が残る
SV-042稼働中

灰色の線は経路を示しており、現在の通信を表すものではありません。接続許可が残っていることは、FWの設定として示しています。

イベント翌日〜今日の通信記録
社外からの価格照会 記録なし
いまの接続一覧
社外からSV-042への接続 0本

店舗のレジは専用回線で接続しています

店舗レジ1,536台384店舗
本部FW店舗接続
を許可
SV-042値段を
返す

店舗のレジは現在もSV-042を使っているため、店舗からの通信は維持する必要があります。
NWチームには、出張販売用の接続許可だけを削除するよう依頼します。

社外からの業務利用がないことだけでは侵入の有無は判断できないため、セキュリティ担当が公開期間のアクセスログを保全して調べます。

事件メモの出典:Wiz Research
PHP2Shellの調査と評価 / 10月27日時点の観測記録
この物語はフィクションであり、実在の人物・組織とは関係ありません。
用語解説 | PHP

PHPは、サーバーで動くプログラムを書くための言語です

たとえば、通販サイトで「注文履歴を見る」とき
  1. あなたの手元ブラウザー

    ① 注文履歴をリクエストする

    ボタンを押して
    リクエストを送る

  2. サイトの裏側サーバー

    ② PHPのプログラムが注文を調べる

    1. 誰のリクエストか確認する
    2. その人の注文を探す
    3. 一覧のページを作る
  3. あなたの手元同じブラウザー

    ③ 自分の注文が表示される

    コーヒー豆 × 1
    サーバーが作ったページを
    ブラウザーが表示する

この例では、PHPで書かれたプログラムが注文を調べてページを作り、サーバーがブラウザーに送っています。

このメールの「PHPを更新する」は、PHPで書かれたプログラムを動かすソフトウェアを更新するという意味です。

用語解説

セキュリティパッチ適用とは?

セキュリティパッチは、ソフトウェアの弱点(脆弱性)を直す更新です。このメールでは、SV-042で動く業務アプリ「ノードリレー」のPHPを更新します。

ノードリレーでは、再起動後に修正版のPHPが使われます
ディスク上
のPHP
実行中
のPHP
1更新前旧版旧版
2更新直後修正版旧版
3再起動後修正版修正版

このノードリレーは、同梱のPHPを読み込んで動き続ける構成です。ファイルを入れ替えても、起動中のプロセスは古いPHPを使い続けるため、脆弱性が残ります。

開発元の手順に従ってノードリレーのサービスを再起動し、実行中のPHPも修正版になったことを確認します。再起動が必要な範囲は、アプリの構成によって異なります。

御影の用語メモ | 構成管理DB(CMDB)

そのサーバーを使っている業務を調べられます

構成管理DBは、機器やシステムと、そのつながりを記録した台帳です。

たとえば、出退勤の打刻なら
勤怠サーバー
この上で動く
打刻システム
この仕組みを使う業務
従業員の出退勤の記録

サーバーを止めると打刻も止まるかもしれないので、台帳で影響先の見当をつけ、今も台帳どおりの構成か担当者に確かめます。