この作品について
サーバー運用の依頼を受け、記録を調べたり担当者に尋ねたりしながら、対応を選ぶゲームです。
目的
この作品は、1人でも多くの人にインフラエンジニアの仕事に興味を持ってもらいたいという思いで作っています。仕組みを調べて理解する面白さや、ほかの人と協力して普段の暮らしを支える手応えを、物語を通じて感じてもらえたらうれしいです。
インフラの仕事では、依頼された操作を実行する前に「誰が使っているのか」「止めると何が起きるのか」「誰と確認すれば判断できるのか」を考える場面があります。本作では、その判断の過程を、会話と記録を手掛かりに体験できます。
技術の知識がある人には、ほかの担当者の立場から普段の判断を見直してもらえたらと思います。ITの仕事をしていない人や学生には、システムの運用を担当する人が何を調べ、誰と相談しているのかを知ってもらいたいと考えています。分からないことを尋ねたり、ほかの担当者と確かめたりすることも、プレイヤーの大切な行動です。
遊び終わったら、面白かった場面や、もう少し知りたくなった仕事について話してみてください。判断の過程を掘り下げたい方は、「自分なら、あの時点で何を確認するか」「どんな情報があれば判断を変えられたか」も考えてみてください。
ゲーム性を持たせるための割り切り
選択と結果のつながりを追えるように、実際の業務よりも状況や手順を単純にしています。
- 選べる行動を絞っています。 実際には並行して進められる調査や別の対策もありますが、本作では限られた選択肢で物語を分岐させています。
- 会話・調査・作業の時間を圧縮しています。 画面を読む速さでは作中の時計は進まず、選んだ行動に応じて、あらかじめ決めた時刻へ進みます。
- 結果はシナリオとして定めています。 同じ条件で同じ選択をすれば、同じ結末になります。作中の被害や成功は、現実の発生確率や成功率を表すものではありません。
- 構成と仕様に、作中固有の前提があります。 登場するシステムの接続仕様、担当者の役割、決裁の流れはこの物語の設定であり、現実の製品や組織すべてに当てはまるものではありません。
- 損失額は、比較のための仮定による試算です。 集計対象を絞っており、従業員の人件費や通常の保守費用などは含みません。現実の事故の損害額を予測するものではありません。
各結末は、この物語の条件下で起きたことです。実際の仕事の参考にするときは、自分の環境でも同じ判断ができるか、構成・仕様・権限・手順を確かめてください。
具体的な仕様や分岐の理由は、プレイ後に読む解説にまとめています。
第1話の解説を読む(結末・仕掛けのネタバレあり)
クレジット
『たのしいインフラエンジニア』の制作にはOpenAI Codexを使用しました。
原作・お問い合わせ:作者のLinkedIn
この物語はフィクションであり、登場人物・組織・業務システムは架空です。題材にした出来事と作中の設定は、解説や事件メモで区別しています。
改造・再配布と研修での利用
このゲームのコード・シナリオ・画像は、原作名「たのしいインフラエンジニア」を添えて改造・再配布できます。改造版を公開するときは、遊ぶ人に改造版だと分かるように表記してください。
受講料が発生する講座や、講師・研修会社が報酬を受け取る研修でこのゲームを利用する場合は、事前に作者へご相談ください。台詞や画像を教材に掲載する場合も、受講者にこのサイトでプレイしてもらう場合も対象です。